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脂肪吸引 その28

身体についた脂肪を取り除くのに、最も効果的な方法は脂肪吸引です。脂肪吸引とは、皮膚に5ミリくらいの小さな切れ目をいれて、カニューレと呼ばれるストローのような管を差し込み、皮下脂肪を吸引する治療のことです。お腹の場合は、おへそをはさんで、左右2カ所にメスをいれれば、だいたいのところに管は届きます。また皮膚の傷跡はきれいに治りますから、ほとんど目立つことはありません。所要時間は、お腹の場合、上腹部、下腹部まで全部取っても、1時間半から2時間くらいです。

よく美容整形という言葉を耳にしますが、現在では統一した正式名称として、美容外科、あるいは美容形成外科と呼ばれるように法制化されています。しかし、それ以前には美容に関係した手術には統一された名称はありませんでした。

「埋没法」とは、まぶたの1〜2カ所を糸で止めて、二重まぶたをつくり出す方法です。この手術では皮膚を切る必要がなく、施術時間も両目あわせて10分程度なので、切開法に代わって急速に広まっています。現在、ほとんどの美容外科が行っているのが、この「埋没法」であり、現在の二重まぶたの手術の主流ともいえるでしょう。糸をとめる箇所が、1カ所か2カ所か、病院によって違いがあり、名前もそれぞれ工夫してつけられていますが、原理的にはどれも同じ方法です。希望のライン上の瞼の中に、髪の毛ほどの糸を特殊な方法で縫い込みます。

個人差がありますが、治療にかかる時間は、顔の照射治療でしたら、だいたい1時間ほどです。ジクジクしたり、カサブタができる場合がありますが、通常は3、4日で治ります。ただしイレズミの治療はもっと日数がかかります。治療後は治療した皮膚部分が数日程度変色しますので、お顔の治療後の場合ですぐにお仕事をする方などは、お化粧で変色をうまく隠す必要があります。一週間程度は、張り付かない包帯や軟膏、抗生物質などを使用します。その後は包帯やバンドエイドを外して皮膚を明るくするクリームや日焼け止め剤などを使用する場合もあります。

レーザー治療に使用するレーザーの種類には以下のようなものがあります。まずルビーレーザーですが、これは「レーザー手術の父」と言われたアメリカの皮膚科医、故レオン・ゴールドマン博士が1960年代に医療用レーザーとして初めて使用したのが、このレーザーなのです。ルビーレーザーには、茶系色素のしみ、イレズミの色などを薄くするのに非常に効果があると言われています。Qスイッチレーザーと共に、頬のしみ治療にもよく使用されています。

美容整形脂肪吸引をするのは、やせたいという願望を叶えるのに非常に画期的であるといえます。脂肪とは身体の体温を調整する機能があり、なくてはならない部位ですが、同時に太る要因でもあります。人間の脂肪細胞の量は、20歳ごろを境に、二度と変化する事はなく、その細胞の増減が体重や見た目に影響してきます。そのため脂肪細胞そのものを取り除いてしまう脂肪吸引こそが、一番効率的なダイエットだといえます。

しかし、よく誤解されるのですが、脂肪吸引をしたからといって、体重が大きく変わることはありません。なぜなら、脂肪はもともと水に浮くほど軽いものだからです。たとえば2リットルの脂肪は、体重にするとせいぜい1キロあるかないかです。ところが、その「かさ」は驚くほど多いのです。人の体は大半が水分ですが、水より軽い脂肪は、同じ重さでもかなりの量があるのです。体から脂肪だけを1キロも取ると、見違えるようにプロポーションが変わり、見た目にもほっそりします。肥満は体重で決まるのではなく、皮下脂肪のつき方によって決まるからです。

また、二の腕は通常太りにくい部位ですが、いったん太ってしまうと痩せにくいため、ダイエットをしても簡単には細くなりません。二の腕の余分な脂肪を吸引し、取り除くことで、スッキリとスラッとした細い腕にすることができます。二の腕の脂肪吸引手術は、ひじの内側のしわの部分に3〜4ミリの穴を設け、そこから医療用の管を挿入して、脂肪を吸引します。片方が済んだら、もう片方もバランスを考えながら吸引していきます。手術の時間はわずか20〜30分ほどしかかかりません。

治療を受ける際には、次の点を心得て下さい。まず、動機を確認しましょう。なぜ美容整形できれいになりたいのか、後悔のないよう、もう一度冷静に考えることが必要です。また、施術内容の把握も行なって下さい。治療で何がどこまで、どれくらい可能なのかをきちんと把握することが大切です。その際に、医師に自分の希望、意見、イメージを具体的に伝え、自分の病歴や健康状態を隠したりせず、正確に伝えて下さい。医師の腕にもよりますが、美容整形では技術的な失敗はあまり起きません。ただし、イメージしていたものと結果が違うということはありえます。トラブルになるケースのほとんどが後者の方でしょう。こういったトラブルは医師と患者さんの意思の疎通が十分でなかった時に起きると考えられます。このような事態を避けるためにも施術前のカウンセリングはとても重要なものとなります。

日本人には、少なからず表皮にもメラニンが存在しているため、現在ではその点を考慮して開発されたアレキサンドライトレーザーとダイオードレーザーが最も適したレーザー光線だと言えます。このレーザー光線を照射すると、周囲の皮膚に反応しないため、やけどや色素沈着の心配もなく、ほぼ永久的な脱毛ができるといえましょう。医学的な永久脱毛とは、半年以上にわたり8割以上の毛髪が再生しない状態をいいます。現在、永久脱毛といえるものには、針脱毛とレーザー脱毛の二つがあります。

なお、患者が未成年者の場合は保護者の承諾が必要です。偽った申告はトラブルの原因となるので、決して名前や年齢を偽るようなことはしないでください。また、内緒で治療を受けたいと希望される方もいますが、偽名での申告はトラブルに繋がる可能性があるので勧められません。医師は患者さんのプライバシーを守ることを義務付けられているので、信頼できる医師を見つけてください。

また、美しいレッグラインを手に入れるには、美容整形脂肪吸引でふくらはぎの脂肪を吸引してしまうのが最も効果的であるといえます。ふくらはぎは他の部位とは異なり、特に技術を必要とします。多くの人の場合、筋肉が発達し、脂肪そのものが少ないため、効果があらわれにくいのです。ふくらはぎの脂肪吸引では、麻酔を行った後、ひざの裏側のしわの部分に穴を開けて吸引します。左右の片方が済んだ後、もう片方もバランスをよく考えながら吸引します。ふくらはぎの脂肪吸引に関しては、いかに脂肪を取るというより、いかにキレイに脂肪を残すかがポイントです。

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