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脂肪吸引 その31
身体についた脂肪を取り除くのに、最も効果的な方法は脂肪吸引です。脂肪吸引とは、皮膚に5ミリくらいの小さな切れ目をいれて、カニューレと呼ばれるストローのような管を差し込み、皮下脂肪を吸引する治療のことです。お腹の場合は、おへそをはさんで、左右2カ所にメスをいれれば、だいたいのところに管は届きます。また皮膚の傷跡はきれいに治りますから、ほとんど目立つことはありません。所要時間は、お腹の場合、上腹部、下腹部まで全部取っても、1時間半から2時間くらいです。
具体的には、糸で留める二重まぶたの形成や、注射で鼻筋を通したり、口唇を膨らませるなどの治療を行います。他にも顎、輪郭などの形の一部分を変えたり、注射1本で筋肉の動きを弱め、しわを改善、レーザーでしみを取るなどの処置があります。腫れや傷跡などのリスクは少ないのですが、たいていの場合効果の持続期間が短く、6〜12ヶ月程度で元に戻ってしまうため、治療によっては効果が気付かれにくい場合があります。
色素沈着や変色をしてしまった皮膚のレーザー治療にあたっての注意点を述べてみましょう。皮膚がよく日焼けしている人は、治療前にできるだけ通常の肌色に戻しておくことが必要です。レーザーが肌の日焼け色に吸収されると治療しにくくなる場合があるからです。ですから、肌の日焼け色は、同じ人でもなるべく少ない方が治療効果が高いようです。治療中は目を保護するために特殊なゴーグルを使用し、レーザーを治療する部分の皮膚に照射します。照射中は、皮膚にバチバチっとした感触、痛みを感じますが、痛みは人によって個人差がありますので、辛い場合には、局所麻酔効果のあるクリームをぬってもらって下さい。
また、美しいレッグラインを手に入れるには、美容整形の脂肪吸引でふくらはぎの脂肪を吸引してしまうのが最も効果的であるといえます。ふくらはぎは他の部位とは異なり、特に技術を必要とします。多くの人の場合、筋肉が発達し、脂肪そのものが少ないため、効果があらわれにくいのです。ふくらはぎの脂肪吸引では、麻酔を行った後、ひざの裏側のしわの部分に穴を開けて吸引します。左右の片方が済んだ後、もう片方もバランスをよく考えながら吸引します。ふくらはぎの脂肪吸引に関しては、いかに脂肪を取るというより、いかにキレイに脂肪を残すかがポイントです。
レーザー治療に使用するレーザーの種類には以下のようなものがあります。まずルビーレーザーですが、これは「レーザー手術の父」と言われたアメリカの皮膚科医、故レオン・ゴールドマン博士が1960年代に医療用レーザーとして初めて使用したのが、このレーザーなのです。ルビーレーザーには、茶系色素のしみ、イレズミの色などを薄くするのに非常に効果があると言われています。Qスイッチレーザーと共に、頬のしみ治療にもよく使用されています。
次はスイッチレーザーです。このレーザーの得意とする治療例には、しみの除去、小さなほくろの除去、黒ずんだ目の下の色素沈着、黒系の傷跡、青・茶系の母斑、比較的濃いイレズミの除去などが挙げられます。QスイッチNdヤグレーザーは赤系のイレズミ治療に、Qスイッチ・アレクサンドライトレーザーは茶系の色素沈着やイレズミ治療にも使用されています。また、ロングパルス色素レーザーの得意とする治療例には、多すぎる体毛の除毛、各種の母斑、あざの治療などが挙げられます。
「埋没法」とは、まぶたの1〜2カ所を糸で止めて、二重まぶたをつくり出す方法です。この手術では皮膚を切る必要がなく、施術時間も両目あわせて10分程度なので、切開法に代わって急速に広まっています。現在、ほとんどの美容外科が行っているのが、この「埋没法」であり、現在の二重まぶたの手術の主流ともいえるでしょう。糸をとめる箇所が、1カ所か2カ所か、病院によって違いがあり、名前もそれぞれ工夫してつけられていますが、原理的にはどれも同じ方法です。希望のライン上の瞼の中に、髪の毛ほどの糸を特殊な方法で縫い込みます。
医師に不安を感じるときは、他の病院に変えてみるか、主治医以外の意見を聞いて情報収集するセカンド・オピニオンをお勧めします。セカンド・オピニオンとは、直訳すれば、第二の意見ということです。具体的には、診断や治療方針について主治医以外の医師の意見をいいます。これは日本ではまだ普及していないため「主治医に失礼になるのでは」と思われがちですが、その心配はいりません。インフォームド・コンセントを分かっている医師でしたら治療法を決定するのは患者や家族であることを十分に認識しているからです。いろいろな医師の意見を聞くことで、不安が解消されるかもしれません。しかしその際、手術のキャンセルなどで違約金が発生する場合もありますので、事前に確認しましょう。
美容整形では、顔や身体のラインの整形だけではなく、脱毛などの技術もあります。レーザー光は特定の色を感知して、その部分にだけ集中的に熱を加えるなど反応させられるという特質を持っていますが、この特徴を生かし、毛根部分にある黒い色素、すなわちメラニンのみを熱破壊し脱毛するのが、レーザー脱毛と呼ばれる治療法なのです。
しかし脂肪吸引は、脂肪細胞そのものを取ってしまうので、細胞の数が確実に減少します。減った脂肪細胞は、やはり大きくなったり、小さくなったりしますが、そもそも細胞の数自体が減っているため、ボリュームは確実に減っているのです。しかも細胞の数は増えることはないので、一度取ったら元に戻ることはありません。確実に、恒久的に、そこに脂肪がつくことはないのです。
意外にも背中の脂肪は、ボディラインへの影響が大きいのです。ぜい肉により丸くなった背中、ブラジャーや水着の下に脂肪が盛り上がる背中は強く印象に残るものです。これらの改善には背中・腰の脂肪吸引を行います。手術の方法は、背中の場合、腰のすぐ上の辺りに左右一箇所ずつ穴を開けます。腰の場合は、ウエストラインよりやや低い場所に左右一箇所ずつ、穴を開けて、脂肪を吸引します。手術の時間は20〜30分程度です。
また、レーザー脱毛では毛根を破壊し、毛がなくなるために毛穴がふさがりますが、毛穴が目立たなくなり肌のキメが細かくなるため、お肌がスベスベにもなります。そして肌のくすみやざらつきまで改善できるのです。さらに、レーザー光はワキガの臭いのもととなるアポクリン腺にも作用し、軽度から中程度のワキガにも効果があるといわれています。
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